「殿、利息でござる!」の原作とあらすじは?実話?舞台は仙台!

阿部サダヲさんが主演を務め、
竹内結子さんや瑛太さんといった
実力派の豪華俳優陣が出演する
映画『殿、利息でござる!』

羽生結弦選手が出演することでも
話題の映画作品です。

原作は?

 

映画『殿、利息でござる!』の原作は
磯田道史さんの『無私の日本人』という
短編集に収録されています。

原作のタイトルは『穀田屋十三郎』
阿部サダヲさんが演じる主人公の名前です。

『穀田屋十三郎』というタイトルが
『殿、利息でござる!』になると
キャッチーでコミカルな印象になりますね。

『無私の日本人』の著者である
歴史家の磯田道史さんは
『武士の家計簿』の原作者でもあります。

『無私の日本人』は江戸時代の
3人の人物の評伝であり、
その3人の内の1人が
穀田屋十三郎なのです。

文藝春秋社から単行本と文庫が発売されています。

 

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あらすじは?

 

舞台は江戸中期の仙台藩・吉岡宿。

吉岡宿は年貢の取り立てや労役で
困窮していました。

そんな宿屋町の行く末を
憂える主人公が穀田屋十三郎

決死の覚悟で立ち上がり、
吉岡宿を立て直したというストーリーです。

その立て直し方というのが、
庶民9人でまとまったお金を藩に貸し、
その利子を全住民に配るというもの!

ここから『殿、利息でござる!』という
タイトルになったわけですね。

穀田屋十三郎らは足掛け8年にわたり
小銭を貯めて仙台藩への貸付に成功したそうです!

9人で8年もかかって実行するなんて、
本当に大変な計画だったことが伺えます。

 

実話なの?

 

庶民が殿様にお金を貸して
利息を得るという驚きのストーリーですが、
なんとこれは実話だそうです!

吉岡宿の住人たちに
伊達の殿様が会ったという
史実も残っているんだとか。

2003年には大和町の有志らが、
穀田屋十三郎らの功績に感謝して
国恩記顕彰碑を建立しています。

日本には素晴らしい人が
実在していたんですね。

阿部サダヲさんの演技は
見ていて思わず引き込まれてしまうというか、
つい感情移入してしまう感じがして
本当に大好きな俳優さんです。

阿部サダヲさんが演じると、
シリアスなお話でも
どこかコミカルな部分もあって
笑って泣ける作品になりますよね。

穀田屋十三郎阿部サダヲさんが
どんな風に演じるのか楽しみです!

瑛太さんや妻夫木聡さん、
竹内結子さんなど豪華なキャストが
見られるのも楽しみですね。

『殿、利息でござる!』
映画初出演となる羽生結弦くんの演技にも
注目したいと思います。

 

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