『爆報THEフライデー』の
“名前の出せない芸能界事件簿”
2016年3月4日放送の第8弾では
紅白出場歌手による殺人事件が
紹介されました!
紅白出場歌手による殺人事件とは?
現在ではストーカー規制法がありますが、
事件が起こったのは
そんな法律がまだなかった1976年5月のこと。
羽田空港の駐車場で
女性の絞殺死体が発見されました。
駐車場に停められている
車のトランクに
毛布に包まれた遺体があったのです!
被害者は紅白出場歌手Xに
つきまとっていた女性マリコ。
殺害現場となったマリコの自宅からは
紅白出場歌手Xとマリコの
結婚写真が発見されました!
さらにマリコによって
事件直前まで綴られていた
赤い日記も発見されました。
銀座の高級クラブで
No.1ホステスだったマリコと
紅白出場歌手Xは
マリコの働くクラブで出会ったそう。
2人は同棲するようになりましたが、
紅白出場歌手Xの仕事が低迷し
音楽関係者への接待に明け暮れる内に
多額の借金を背負うようになりました。
そこでマリコが
紅白出場歌手Xに生活費を渡し、
支えるようになったとのこと。
赤い日記には、
マリコが紅白出場歌手Xに
渡した金額も記録されていたそうです。
マリコが貢いだ金額は
総額3500万円!
金づるであるマリコを逃さぬために
妻子があるにもかかわらず
紅白出場歌手Xは偽装結婚。
その時の写真が
マリコの自宅で発見された
2人の結婚写真なのです。
そんな中、紅白出場歌手Xに
再ブレイクのチャンスが巡ってきました。
事務所の社長から
大手レコード会社のバックアップで
大規模なキャンペーンを行うと
聞かされた紅白出場歌手Xは
スキャンダルを恐れ
マリコを避けるように・・・。
紅白出場歌手Xに
会いたい一心で
マリコはつきまとうようになりました。
紅白出場歌手Xには
男女の別れを歌う新曲が与えられ、
紅白も夢ではないと聞かされたことで
マリコに別れを告げる紅白出場歌手X。
しかしマリコはすべてを
暴露すると言い出し、
マリコが邪魔になったため
紅白出場歌手Xはマリコを殺害。
その遺体を羽田空港に残し、
紅白出場歌手Xは
北海道へのキャンペーンへと
旅立ったのでした。
紅白出場歌手Xは誰?
殺人事件を犯してしまった
紅白出場歌手Xとは、
克美しげるさんです。
NHK紅白歌合戦には、
第15回(1964年)に「さすらい」、
第16回(1965年)に
「あゝせつなきわが心」で
2年連続出場していました。
事件を犯した1975年当時の
芸名は「克美茂」さんでした。
逮捕され、服役してからは
音楽事務所を開いて再婚。
カラオケ教室も設立し、
克美しげるさんが自ら
指導に当たっていました。
しかし、覚せい剤取締法違反で
再度逮捕され実刑判決を受けています。
1996年には4度目の結婚。
心臓病・脳梗塞・顔面麻痺などに
相次いで襲われましたが
後に回復しています。
2000年台にはテレビ出演や、
新音源の発売もされました。
そして2013年に脳出血により
克美しげるさんは死去されました。
ストーカー女性マリコとは?
克美しげるさんに殺害された
ストーカー女性マリコは
岡田裕子さんです。
岡田裕子さんはホステスを
していた女性でした。
克美しげるさんが当時38歳、
岡田裕子さんが当時34歳。
克美しげるさんには
奥さんがいたのですが、
「妻とは離婚した」という
嘘を信じて交際していたそうです。
当時の克美しげるさんには
多額の借金がありましたが
岡田裕子さんはその借金の
肩代わりもしていました。
岡田裕子さんの自宅で
半同棲生活をしていたそうです。
ホステスだけでは足りず、
風俗でも働いて
献身的に尽くした岡田裕子さん。
しかし岡田裕子さんから
受け取ったお金を妻に渡していた上に、
芸能界で再度チャンスがめぐってきた
克美しげるさんはあっさりと
岡田裕子さんを捨てたのです。
もちろん納得できずに
別れ話に応じなかった岡田裕子さんは
ストーカー化してしまい
最後には殺害されてしまいました。
愛した男性に裏切られた上に、
ストーカー扱いを受けて
殺されてしまっただなんて、
岡田裕子さんの無念を思うと
やり切れない気持ちになりますね。
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