2017年6月13日に
ドラマ『CRISIS』が最終回を迎えました!
「規格外の結末」を煽っていましたが、
これは規格外というか予想外というか・・・
なんとも言えない結末でしたね。
クライシス最終回の結末は?【ネタバレ】
稲見(小栗旬)の自衛隊特殊部隊時代の
同期である結城(金子ノブアキ)。
公安機動捜査隊の事務所に侵入した結城は
稲見を狭い鳥籠から解放してやると言い、
事務所を爆破して立ち去りました。
幸い全員命に別条はなく、
大山(新木優子)が結城のUSBメモリーに
こっそり仕込んでおいたウイルスを使って
結城の居場所を特定します。
潜伏先へ向かったところ、
結城の乗った車を発見。
稲見は結城に銃口を向け、
結城は稲見に向かって車を走らせます。
衝突寸前に田丸(西島秀俊)が稲見を助け、
結城はそのまま逃走してしまいました。
結城は内閣総理大臣・岸部正臣(竜雷太)の
官邸の向かいの家に弓を持って侵入。
岸部に向かって矢を放ち、命中します。
一方、大山は結城から盗んだデータの中から
ある女性の写真を発見しました。
どうやら結城の恋人のようです。
この女性は1年前の爆発事故で亡くなっていました。
その爆発事故には官僚が関わっており、
結城は復讐しようとしていると班員は推察、
実際それは当たっていました。
爆発事故を起こしたのは岸部の息子・大介で、
当初は地下鉄構内を爆破する予定が
怖気づいて爆発物をカフェに置き去りにしたこと。
それを隠蔽するために大介は留学したこと。
大介を帰国させるために
結城は岸部に重傷を負わせたことが
鍛冶(長塚京三)によって明かされました。
稲見達は大介の警護を命じられ、
帰国した大介と共に一旦事務所へ向かいます。
そこへ結城が現れ、稲見は大介を連れて事務所内へ。
他の班員は結城と戦いますが、
全員気絶させられ結城は事務所内に!
稲見と結城は激しく争い、
ついに稲見は結城に銃口を向けました。
結城は恋人が死んだ爆発事故の現場に
初めに踏み込んだのが自分の部隊だったこと、
国家によって真実は隠蔽され
部隊や任務から外されたことを語ります。
稲見は結城を解放すると言い、
壁に向かって引き金を引きました。
そして稲見はこう言います。
「今お前は死んだ。でも生き返れ。
俺が羨むぐらい生きることを楽しめ」
目を覚まして駆けつけた班員たちと共に、
稲見は結城を連行します。
しかし表に出たところで、
突然結城は背後から撃たれました。
背後には機動隊がいて、
そこには鍛冶の姿もあったのです。
彼らは囮にされたのでした。
最終回の意味は?
稲見たちには休暇が与えられました。
鍛冶はほとぼりが冷めた頃に
もう一度走らせるといいます。
しかし休暇を与えられた班員たちは、
それぞれ動き始めました。
樫井(野間口徹)は「標的:警視庁」と
書かれた図面を書いています。
吉永(田中哲司)は警視庁の上司へ挨拶に行き、
大山はチャットで情報収集。
田丸は教会で謎の男と接触し、
稲見は暗い部屋の中で過ごしていますが
その眼光は鋭いです。
そして場面はテレビ画面に変わり、
アナウンサーが言います。
「緊急ニュースが入りました」
この「緊急ニュース」が意味するのは、
班員たちの誰かが反逆の狼煙を上げた・・・
つまり、警視庁を襲撃したのでしょう。
続編や映画化の可能性は?
クライシスの最終回は
「緊急ニュースが入りました」で終わりました。
まだ続きがありそうな終わり方です。
てっきり「特報!映画化決定!」とか
テロップが出ると思って待っていましたが、
そんなこともなく終わってしまいました。
じゃあ翌日あたりにネットで発表?とか、
思ったものの今のところそんな情報はナシ。
稲見が電話しようとして出来なかった
バーの女性・松永芳(天使)にも
何か隠された裏があるんじゃ?とか、
最後に田丸と教会で密会した男性の正体とか。
いろいろまだ明かされていない謎が
残ったままになってしまったようで
モヤっとする終わり方でした。
でももし続編があるとしたら、
仲間だった誰かが敵になってしまうのか。
もしくは全員が国家の敵になるのか。
最終回の内容から考えると、
続編や映画が作られても
やっぱりスカッとする結末にはならなそうです。
そう考えるとあの終わり方で
ある意味良かったのかなぁとも思います。
稲見と田丸の関係性が好きだったので、
もしこの2人が対立することになったら・・・
今回の最終回以上に
残酷で悲しい結末になる気がしてなりません。
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